【あらすじ】
ダイイングウィッシュにてスパイダーマンになる決意をしたドクターオクトパス!彼はスパイダーマンとしてもピーターとしても満喫していた……。
新生シニスターシックスも狡猾な手で軽々と勝利したオットー!そして、彼は「正義」のためにブーメランを再起不能にしようとする……。だが、そこで最後に精神体と化したピーターがなんとかオットーを止め……。果たして、ピーターは肉体を取り戻すことができるのか?そして、オットーの目指すスーペリアスパイダーマンはヒーローなのか、それともただの脅威なのか……?
【個人的に好きなシーン】
オットー、気持ちは分かるけどげっすい……w
【感想】
良くも悪くも次が全く読めないので読んでいて楽しいですね。それに、当たり前ですけどピーターとオットーの正義に対する価値観の違いとか、正反対なはずの二人の思わぬ共通点とか、オットーの方が優れているとことか、いろいろ気づかされるところがまた面白いです。(こう書くとピーターじゃないスパイダーマンを持ち上げるなんて!って言われそうだけど)
スーペリアスパイダーマンが次々とする発明品はどことなく原作初期のアメイジングスパイダーマンを連想させつつ、それが発展しているようでもあります。あと、幽霊になった?ピーターの突込みは読者の突込みそのまんまなので、ああ作者が巧みに読者を誘導しているのも、ポイント高いですね。一見置いてけぼりなシナリオですが、実のところはだれよりも読者を考えている。
ピーターによほど強い思い入れがない限りは不快感なく読めると思うのでぜひご一読を。
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