2015年1月30日金曜日

Action Comics Vol. 2: Bulletproof















【あらすじ】

 スーパーマンより前にスーパーマンがすでにいた?!クラークは初代スーパーマンを調査する途中、爆破事故に巻き込まれてしまい表向き『死ななくてはならなくなった』。身分や名前を変え、消防隊員として過ごすクラーク。はたして、このままクラークをやめてしまうのか?そして、突如現れた初代スーパーマンの圧倒的な力に勝てるのか?



【個人的に好きな場面】

ハムスターとスーパーマン




グリーンランタン「次に備えてあらかじめ言っておいてやるが、こんなところにつれてくるよりも火山か宇宙に捨てておくべきだぜ」
バットマン「いえてる」
ワンダーウーマン「スーパーマン、言っちゃなんだけど」



スーパーマン「誰もハムスターなんて飼いたくないし、貧困国を救う気なんてないんだな。で、僕らは何をする?もっとやばいエイリアンが出てくるまで待ってる?」
バットマン「お前、それが言いたかったのか?」
スーパーマン「わかりやすく言ったつもりだ。この世界は変わろうと、不平に、正義に、それからいろいろと嘆いている。そして、僕は海底帝国の王様とアマゾンの女王と金持ちのプレイボーイと同じ部屋にいる」
グリーンランタン「プレイボーイって誰のことだよ」
バットマン「そういえばお前はジャーナリストだったな」
スーパーマン「それをどうやっ……バットマン、僕が言いたいのはそうじゃなくてだな、頼むよ」
ワンダーウーマン「あなたが変装しているかなんて問題あるかしら?私たちは世界をよりよくしようとしているわ」
フラッシュ「もうちょっと落ち着いたらどうだい。この『正義同盟』ってのも仕事上の付き合いじゃないか。別に毎回顔を合わせるたびに争う必要もないだろう?」
グリーンランタン「お前金持ちだったんだ」
バットマン「ノーコメント」
バットマン「みろ、みんなスーパーマンに賛同してここにいるわけだが、アメリカ出身の生きる武器庫のギャングになりたいわけではない。自分の手にあまることまでするつもりはない」



スーパーマン「たった一人、今もおびえている人がいるだろう。どこかで、誰かが酷い目に合ってるかもしれないし、子どもが奴隷みたいに働かされて死にそうになってるかもしれない。そんなことは分かっているだろう?フラッシュ、君なんて光速に近づくほど速いじゃないか」
フラッシュ「そうはいっても、僕にも生活と家族がある。僕にも限度と責任がある。それに僕らが忘れちゃいけないのは法律だよ」
フラッシュ「気持ちは察するけど、僕らは神じゃないんだ」
グリーンランタン「ワンダーウーマンはゼウスと会ったことあるらしいぜ」
フラッシュ「なんにせよだ。僕らはとても慎重に事を運ばないと」
スーパーマン「分ったよ。次にまたスペースモンスターが出てきたら、どこを探せばいいか知ってるよね」
バットマン「いつかついて回らなければならない日が来るな」

おまえらwww
でも、結局のところ彼らはヴィジランテからは出られない、興味深い会話ですね。




【個人的な感想】

 かつてこれほどまでに力技で解決した物語は存在していたのだろうか。さすがスーパーマン、真っ向勝負してすべてに打ち勝つなんてすさまじすぎるぜい!もはや神!崇めるしかない!黒人スーパーマン編やスーパーマンのマントを拾った少年といった短編も面白くて、個人的には大好物。どの世界でもスーパーマンはスゲーや!童心に戻れる貴重なコミック、面白くて面白くて仕方がない。グラント・モリソンスゲー。








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